イギリス党首討論2017

メイ首相が4月に選挙を呼びかけてから早2か月!

 

ついに本番まで1週間を切り、どの政党もラストスパートに入っています。

 

 

 

そんな選挙の話題で持ち切りの中、今週水曜日にはBBCにて党首討論が行われました。

 

参加したのは、以下の政党

UKIP (イギリス独立党) ー 党首: Paul Nuttall

Conservatives (保守党) ー 内務大臣: Amber Rudd

Plaid Cymru (ウェールズ党) ー 党首: Leanne Wood

SNP (スコットランド国民党) ー 党首代理: Angus Robertson

Liberal Democrats (自由民主党) ー 党首: Tim Farron

Green Party (緑の党) ー 共同党首: Caroline Lucas

Labour (労働党) ー 党首: Jeremy Corbyn

 

 

ん?あれ?

 

 

お気づきでしょうか?

 

 

選挙を呼び掛けた張本人、メイ首相の名前がないことを!(笑)

 

 

 

そう、保守党はメイ首相ではなく、内務大臣のAmber氏を派遣したのです。

これについては、各党ものすごい批判(笑)

各党だけでなく、世論にも悪影響を少なからず与えました。

 

 

まあでもそうですよね、選挙やるって言ってディベートに来ないのはちょっと話の筋が合わない気が。

 

 

 

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私はイギリスに住んでいる外国人という視点からなので、言わずもがな左派政党を内心ひっそり応援してます(^▽^;)

 

率直な感想からいうと、この討論では緑の党にすごく共感を感じました。

 

私は日本の国籍を持っているし、こちらでは選挙権はありませんが、この討論なかなか面白かったです。

 

 

 

まずディベートで避けて通れないのはBrexitことEU離脱について。

 

もう今の時点でこの事実が覆されることはほぼないと思いますが、

緑の党と自由民主党はもう一度国民投票を考慮するという意見でした。

 

 

それよりも話題は、「現在イギリスにいるEU圏の人はどうなるのか?」ということについて。

 

労働党は明確に、「今イギリスにいるEU圏の人々へは、イギリスの残留を保証する」と謳っていましたが、

保守党はその辺結構曖昧な様子。

 

 

でも正直私は最初からEU圏の人間じゃないし、この辺は結構蚊帳の外という感じで見ていました。

 

ただこれでビザ支給自体がもっともっと厳しくならないことを祈るのみ…

もう今でも十分厳しいし高いですからね(´;ω;`)

 

 

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もう一つの議題は、テロ対策について。

 

この話題が出た時、イギリス独立党はすぐに「イスラムのせいだ」「移民が持ってきた問題だ」というような姿勢を見せ、まるでどこか大国の金髪大統領のような発言をしていました。

 

他の党からはもちろん、「そういう風に決めつけること自体が問題だ」という声が上がっていましたが。

本当にそうですよね、そうやって決めつけて攻撃するから反動があるんだと思います。

 

 

各党、警察や諜報機関の強化を真っ先に訴え、与党保守党によって警察の数が減ったことを指摘していました。

 

中でも労働党は、保守党が政権を握っている間には20,000人もの警察官が削減されたことを痛烈に批判。

 

これに対して保守党は警察官の数が減ったのは事実だが、犯罪率は2010年から2015年の間に1/3に減少した。という点で反論しました。

 

 

警察官の数が減る=治安が悪いというわけではないと思いますが、やっぱりこのご時勢、多くて不安ということはないですよね…

 

 

 

個人的には、この議題の中でも一番印象的だったのが緑の党から与党保守党へのこの質問。

 

(緑の党は中東への干渉を見直すことで治安安定を目指すということを掲げた上で以下の質問を与党の保守党へ投げかけます。)

 

 

Why is Britain the second biggest arms dealer in the world?

Why are we selling to 22 of the 30 countries on the government’s own ※Human Rights Watch list?

(なぜイギリスは世界で2番目に大きい武器販売国なのですか?

なぜ我々は政府自身が保持しているヒューマン・ライツ・ウォッチのリストに載っている30ヵ国のうち22ヵ国に武器を売っているんでしょうか?)

 

ヒューマン・ライツ・ウォッチ(英語: Human Rights Watch)とは、アメリカ合衆国に基盤を持つ国際的な人権NGOでニューヨーク市に本部を置く。世界各地の人権侵害と弾圧を止め、世界中すべての人々の人権を守ることを目的に、世界90か国で人権状況をモニターしている団体である。(Wikipediaより引用)

 

 

 

この質問、すごく的を射ている!

 

 

しかしこの質問に対する保守党の答えは、

 

I will make no apology for being a government that wants to defend this country.

We will make sure that our defense budget is well funded.

(この国を守りたいと思っている政権であることを謝罪するつもりはありません。

防衛予算が十分に供給されるように我々は確かめるのです。)

 

という返答。

 

 

正直これにはがっくり来ちゃいますよね。

武器を売ることで自衛の費用を稼いでるって…どう考えても悪循環じゃないっていう💦

 

さすがにこれは、ちょっと苦しい回答だったのではないでしょうか。

 

 

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もちろんこの2つの議題以外にも、NHS(保険制度)についてや税金についてなど、様々な議題が話し合われましたが、

 

 

この討論を見て思ったのは、日本にももっとこういう番組があればいいのに!ということ。

 

記者向けの討論会はあるようですが、こういった大衆向けの党首討論ってあまり見たことがない気がします。

(それとも私が無関心だっただけかな(^▽^;)?)

 

更に他の番組では、一般人が直接首相や党首に質問する形式の討論もあります。こういう番組もあまり日本ではないですよね。

 

将来は日本ももっと国民が参加できるような選挙のスタイルが築かれていけばいいなと本当に思います。

 

 

 

今まで正直政治にはあまり興味がなかった私ですが、やっぱりもっと理解を深めよう、もっと勉強しようと思いました。

 

 

以上つらつらと今回の党首討論を見た感想を書いていきましたが、

これらはあくまでも私個人の意見ですので、その点は是非ご了承くださいm(_ _)m

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